竣 工 2021年4月
敷 地 愛知県名古屋市
構 造 木造
用 途 テナント店舗
延べ面積 98㎡
街並み保存地区である四間道と、円頓寺商店街が交差する角地に立地する、戦後間もなく立てられらた木造2階建の住居をテナント店舗に改修する計画。2棟の切妻屋根の建物だが、商店街側には看板ファサードが付けられ、2棟は一体化して利用されていた。計画では、本来の小屋組の形に復元し、2棟を別建物として切り離した。
看板ファサードを撤去してできた下屋部分は店舗の見世先として、内外の緩衝スペースとなっている。
漆喰壁の蔵が立ち並ぶ閑静な四間道から、賑やかな円頓寺商店街へ向けて、開口部を徐々に大きくしている。